ただでさえブルーになる梅雨初日

昨日私のところにちょっと難しいオーダーがきました.


「(ある書類を作るために)こんなことがやりたいです.どうやってやったらいいか,
お知恵を拝借したいのですが・・・」


といわれました.




話を聞いてみると,確かにそれは右から左にできることではありませんでした.
どうやっても一工夫,二工夫くらいは必要なことで,なかなか私たちのような
この業界に10年近くいる人間がツールを使ってようやくできるくらいのことでした.


それをなんとか業界にいない人でもわかる方法はないか・・・
そして,うちのリーダーが今日になって
「こんなかんじでやったらうまく行くんじゃないの?
 ただし,使う人に理屈をちゃんとわかってもらって,しかも使う人に
 それなりのスキルがあることが必要だけど・・・とりあえず
説明してみたら?」
と言って一枚の説明資料を持ってきてくれました.


それは,昨日相当考えても思いつかなかった発想だったのですが,
ちょっと難しいといえど,これでお客様の要求はクリアできそうです.



ということで,早速説明に行ったわけですが・・・


資料を見せて,「こんな感じだとうまくできると思いますよ」という感じで
一つ一つ説明をしていました.




ところがっ




どーも,話をうわべでしか聞いていない様子.




それでも,すごい長い時間をかけて説明していたのですが,
最後まで,お客さんのほうは,「はい」と返事はしているものの,
理解してるのかしてないのかさっぱりつかめない感じでした.


そして,一通り説明が終わって,「では頑張ってくださいね♪」というと






「あのぉ〜,これお願いできませんか?」






やっぱりかよっ!






てゆーか,最初から自分でやる気なかったんじゃん!






確かに,リーダーからは,「お客さんはたぶんやってくれって言ってくると思うけどね」
と聞かされていました.



まぁ予想通りと申しましょうか,なんといいましょうか・・・・



いや,頼まれる分は別にいいんですよ,それが仕事ですから.
そうじゃなくて,最初は「お知恵を拝借したい」とかなんとかいうから,
(リーダーが)資料を作って,私も理解して,長い時間をかけて説明したんじゃないですか.
あとはお客さんのほうががんばってやってくれるであろうと期待して・・・



最初から頼む気ならそういえばいいのにさぁ・・・・



そしたら,こっちだって,「現状こうで,こういうものを作ります.それでよろしいですね?」
で話が済むわけじゃないですか.


きぃぃぃ<-<)o>>


そんな梅雨の初日でした.