北の大地をさまよう 第2日目〜一面の銀世界の巻

kurumi3062005-05-04

本日は叔父の家の近所のパン屋さんから始まります。
叔父が「パン買いに行くぞ〜」っていうもんですからついていってみました。
ちなみにお店の名前は「どんぐり」という石釜パンが売りのところです
3分くらい走ったそこのパン屋には
開店待ちの車が約10台


パン屋の開店待ちですか!?


そんなの生まれて初めて見ました。ということでものすごい期待して
店に入ると、もうすでにレジには列ができている状態。
限定の何かがあるわけではなかったのですが、
ありえないくらいいろんな種類があったので、
とりあえず叔父のオススメのパンを10点くらい購入し、
おうちに帰って食べてみました。


とりあえずおいしい。


何がどうおいしいと聞かれると困るのですが、水分の感じもちょうどいいし、
バターの香りもほどほどにするくらい。
とにかくバランスのよい味のパンでした。
開店待ちをする理由は焼きたてを食べたいということらしいのですが、
焼きたてじゃなくても十分いけてました。


ということでパンにひとしきり感動したあとは、いざ一泊二日の温泉旅行へ


札幌からただひたすら北へ北へ・・・
アイヌ語に漢字をあてているためわかりづらい地名が多かったのですが、
叔父はなんでも知っているので、その都度聞いてみたりして
まるで何でも知りたがる小学生のような気分。
それでも車は札幌から、美唄をすぎ、ちょっとしたアクシデントがあって、
知らない人に出口をふさがれたりする場面もありましたが、
順調に走って旭川を過ぎ、日本の観測史上最低の気温を記録した幌加内
あたりにさしかかりました。


そこまでくると、道路は完璧に除雪してありますが、


一歩道路を外れると一面の銀世界


さすがです。期待を裏切りません。


で、まだ氷がはっているんじゃないかというダム湖を通過したころから
道が下り始めまして、そうすると気温が上がってきたのか、
雪の面積がだいぶ減ってきて、札幌を出て走ること6時間。


とうとう、目的地の浜頓別というところにたどり着きました。
地図で見てみるとわかると思いますが、日本最北端の地からオホーツク海沿いに
ちょっと南下したあたりのところにポツンとある小さな町です。
叔父が昔そこに単身赴任で行っていたのですが、叔父がいたころよりは
ずいぶん町も都会っぽくなったみたいで、叔父本人が結構驚いていました。
で、我が家が叔父を通じて紹介してもらったいつも海産物を直輸入していただくお店に
行ってご挨拶。
そこで、札幌へのお土産のカニをしこたま買い込みまして、
新巻鮭を一尾サービスしてもらって、本日の宿泊先、浜頓別ウィングへ。


クッチャロ湖というのがあるのですが、その湖畔に立つ新しい保養施設です。
(注:クッチャロ湖とクッシーが出没した屈斜路湖というのはモノが違うそうです)
このクッチャロ湖というのは、白鳥の飛来地で有名らしく
おそらく日本野鳥の会の方が調べたであろう
「本日の白鳥の飛来数2100羽
 本日も楽しく憩っております」
という看板がいきなり目に飛び込んできました。
まぁまぁ突っ込みはおいといて、早速湖畔に行ってみると、
ものすごい数の白鳥と鴨。
たまたま時間的に夕暮れ時だったので、何もかもがものすごくきれいで
一人でいろんな写真をとってました。


夕食の時間になったので、レストランに行くと、まぁものすごい品数の夕食で、
ひれステーキをはじめとして、ボタンえびの刺身だとか、湯葉包みだとか
どれもかなりおいしい料理をご馳走になり、叔父の勧めでまた酒を飲み、
これで広島から通算3連荘。大変です。


ちなみに今日のお酒は、大雪の蔵という日本酒でした。