12年の歳月

さすがに,3日も休むわけには行かないので,結構ボロボロ状態で出勤.
24日までファミリーマート伊藤園の野菜ジュースが安売りしてるので,
それを買おうとして私はある重大な事実に気がつきました.






お財布の革を触った感じが






てゆーか,革が切れてない?








思えば,私の使っている財布は,12年もの.



話は学生時代,ブランド物に興味が湧き始めたころにさかのぼります.
当時は,ネコも杓子もルイヴィトンというのが浸透しつつあったころでしたが,
学生の私にとっては,桁が一つ違っていたので,私には縁のないものだと思っていました.
そんなご時世に,某有名超老舗デパートでアルバイトをしていたモジャコ殿が
ある日私にご自慢のお財布を見せてくれました.
「これ,コーチっていうんだけど,私のバイト先にお店があって,
最近気に入ってよくかばんを見せてもらったりするのよ」



思えばそれが私とコーチとの運命的な出会い
(微妙にスポ根ドラマのようなのは気のせいです)


当時の私はブランド物なんて持ったこともなかったのですが,
まぁなんとも魅惑的な肌触りの革だなぁというのが第一印象でした.
そのころ,私もそろそろお財布を買い換えようかなぁと思っていたので,
モジャコ殿からカタログをゲットし,お目当てのお財布があるかどうかを
見せてもらいました.
確かにお札を折らなくても入る女性用の長財布がありました.
色もモジャコ殿が持っていたものと同じ,ブリティッシュタンで,すごいイイカンジ♪



しかし,問題はそのお値段



学生の私にとってお財布が21000円もするなんて,
ブランド物ってやっぱり高いんだなぁと本当に実感しました.



でも,あの魅惑的な肌触りが忘れられず,思い切って買っちゃったんですよね.
それからしばらくの間,コーチにはハマりましたね.
ヴィトンのバッグを買うことを考えたらまだ安いし,何よりシンプルな革の風合いが大好きで
しかもヴィトンのようにどこから見てもブランドがわかるというものではない地味なカンジに
そそられて,ニューヨークに行ったときも買いあさったし.現在かばんだけで5〜6個は
持っていると思います.


ところが,私が会社に就職したころから,なんかちょっと路線が変わって,
一時的にプラダの影響なのか,ナイロンのかばんが出て,
その後は,現在のコーチのシグニチャーになってしまい,
しかも結構街でも持っている人が目立つようになったので,
今は正直あまり好きではなくなってしまいました.
ちなみに,現在のシグニチャーが表に出ているものは1点も持っておりません.
先日購入したカゴバックも,2年前に購入したかばんも,表から見たら
コーチだとはわからないですよ(^_^)v
(何の自慢だよ・・・)

そんな12年物のコーチのお財布.
12年も使えば,革の色もすっかり変わってヴィンテージ感爆発です.
でもやっぱりよく手に触れるところは,やっぱり革も薄くなっているようで,
とうとう1cmほどの亀裂が入ってしまいました.




明日,修理ができるかコーチショップで聞いてみようっと.