激動の一日ダイジェスト

9:30
ほとんど寝ることができないまま朝を迎えました.
手術前日は晩御飯を食べたら,そのあとは水もえさも与えないでくださいと
言われていたので,すべて片付けていたのですが,
うちのネコにそんなこと理解できるはずもありません
ましてや,うちのネコは,晩御飯を与えても少しずつ時間をかけて食べるので,
夜中に食べる分はほとんど食べていないのです.当然,お腹がすくんでしょう.
それにうちのネコは異常ともいえるほど水を飲むので,水も下げられて喉も
乾くのでしょう.
一晩中ウロウロウロウロしてましたね.



10:00
そんなこんなでほとんど寝れずに,病院に行く時間になったので連れて行きました.
うちのネコは当然,状況が理解できていないので,医師の顔をみるなり威嚇!
暴れん坊ぶりを発揮していました.
そんな中,医師に,こういう手術の場合,どのくらいの確率で成功するのかを
聞いてみたところ,経験上60%とのこと・・・
医師の話によると,内臓を摘出するということは,今まで体内にあったものを
一気に取ってしまうことで,身体が圧力に耐えられなくてなくなってしまって
手術中あるいは,手術直後になくなってしまうのだそうです
出産の場合も同じ現象ではあるのですが,出産は身体が徐々に準備をしていくので
大丈夫なのですが,悪くなってる内臓の摘出の場合は準備ができていないから
バランスを崩すんだそうです.
ということで,この時点でわたし的にはかなり諦めモードでした.
でも,このままほっておいてもネコの身体は悪くなる一方だから,
楽になる可能性があるのなら・・・ということで,後は医師にお任せするしかないと.


病院のほうからは
「何かあったら電話をかけます.何もなかったら16時に電話をかけてみてください」
と言われていました.
預けた時間が10時だったので,これから6時間・・・
電話がないことをタダ祈るだけの時間が過ぎていきました.



14:00
執刀時間を聞いていなかったので,この時間までにかかってこなければ大丈夫
というのもわからなくて,ただただ緊張してたんですが,あと2時間の我慢・・・
というころにだいぶ記憶がなくなってウトウト・・・と・・・



15:30
気づいたら,ここまで電話がかかってきていません
とりあえず手術は無事におわったんだなぁと,半分ホッとしていましたが,
まだ本人の姿を見るまでは安心できません
それに容態によっては16時に返してもらえないこともあるらしいので,
16時になるまで,また緊張の時間が続きました.



16:00
ほぼ時報と同時に,うちの母が電話をかけました.すると・・・
「私(医師)にむかってフーフー(威嚇行動)言ってますから大丈夫でしょう」
とのこと.


病院まですっ飛んで行きました


すると医師が満面の笑みで「これなら大丈夫でしょう」ということで,
一瞬にして記憶が飛んでしまいそうでした.


これでゆっくり寝れる(謎)


その後,医師から今後の注意事項などをいろいろ聞いたのですが,
その中の一つに
今日は麻酔明けなのでなかなかご飯を食べないと思いますが,
 明日になれば大丈夫ですので,心配しないでください」
というのがありました.
そのほか,いくつか注意事項をメモって,相変わらず威嚇を続けるうちのネコを
車に乗せて帰りました



16:30
家に着いたとたん,うちのネコは


えさに向かって一直線


医師の心配をよそに,大好物の缶詰をバクバク食べてました.
この一週間の心配が取り越し苦労でよかったです♪
各方面で心配をしていただいたようで,この場を借りて御礼申し上げます