どこにでもいる人間ウォッチング

どこの職場にもいると思うのですが,なぜか独り言を言ってる人っていますよね.
まぁ私の職場でも例外ではなく,私の職場に週に2〜3度やってくる人で
そんな人がいます.
でも,その人は,今までの私の独り言人間のパターンを見事に覆しました.
私の業界の独り言って,だいたい,パソコンに向かって言っちゃうんですよね.
私もめったにはないですけど,たまにものすごく焦ってるときとか,
「も〜,どうして動かんのん?何が悪いん?」
ってつい言ってしまうことがあります.
まぁコレが出るときって,たいていしょ〜もないコーディングミスなんですけど.
まぁそれはさておき,私の常識を覆したこの男の人.
何がどう違うのかというと・・・





自分の行動を逐一解説





たとえば,さっきまで使っていたボールペンが見当たらなくなって,チョット探すと
キーボードの下に隠れているという状況があるとしましょう.

普通,「ボールペンがなくなった」と気づいて,キョロキョロして,
キーボードをよけてみると,ボールペンがあるような光景です.


コレをイチイチ大きな声で口に出すのです.


たとえば,こんな感じ
「あれ?ボールペンが見当たらないぞ,おかしいなぁ,さっきまで目の前にあったのに
う〜ん,どこに行ったんだろう,床に落ちたかな?いや,そんな音はしなかった,
ここかな? あ,あるじゃ〜ん!」






・・・





そう,激しくウザい!



こんな人なので,この人がどこに住んでて,どの車に乗ってて,どんなホームページを持っていて
今日の晩御飯はどこに食べに行く予定で,明日は何時にここにやってくるというのが,


興味も用事もないのにすべて把握できるのです


今日もその人がやってきました.
案の定,仕事とはおおよそ関係のないと思われる話で一部の人と盛り上がっていて
私は,とにかく黙ってほしいなぁと思っていましたが,彼らの辞書に配慮という言葉は
ないようで,延々とおしゃべりは続いていました.
真剣に考えているときには,たまったものじゃありません.
しかも,この人がやってくると,5分その人の声を聞かない時間はないというくらい
実況されるんで,この人,30分黙ったことがあるのだろうか?と疑問に思ってしまいます.
しかも,この人来たらなかなか帰らない.
そんな彼が,今日は来て早々に引き上げた模様でした.
私の職場には,静寂が流れ,クーラーの音と,たまにかかってくる電話の応対くらいの
会話が聞こえてきます.
私が「彼が帰ったなぁ」と認識して,2時間くらいたったころ,
聞き覚えのある携帯の着信音が・・・(その前に,客先では着信音を切ってしかるべきでしょうに)
そう,彼の着信音でした.



おったんかいっ



てゆーか






どしちゃったん!
どこか体の具合が悪いの?




と,心の中で突っ込まざるを得ませんでしたね.